【活動報告】4月20日(金)『よーしえんぐみcafe-sendai』に登壇しました。

4月20日(金)宮城県仙台市で開催されました『よーしえんぐみcafe-sendai』に参加し、フローレンスで行っている特別養子縁組の支援についてもお話させていただきました。

こちらのイベントは特別養子縁組や里親で子どもを迎えた当事者の方が中心となって企画されました。
当日は、特別養子縁組を希望している方はもちろん、里親を希望している方やすでに特別養子縁組でお子さんを迎えられた方、特別養子縁組に関心をもっている医療従事者の方や行政関係者の方など、さまざまな方々が参加されていました。

 

午前の部「よーし・えんぐみ ~知っておきたい3つのこと~」

午前の部では

・養子縁組の制度のこと

・予期せぬ妊娠で子どもを育てられない女性のこと

・養子・里子を迎えた家族のこと について

 

フローレンスは、このうち「養子縁組の制度のこと」のパートで、特別養子縁組の制度に関してや、フローレンスでの特別養子縁組支援について、また養親希望者の方への審査やサポートについてもお話しさせていただきました。

 

その後は、アクロスジャパン代表で、フローレンス赤ちゃん縁組事業のスーパーバイザーでもある小川多鶴さんより「予期せぬ妊娠で子どもを育てられない女性のこと」についてお話でした。

特別養子縁組で迎える赤ちゃんがどのような背景からやってくるのか、どういう思いで実親さんが赤ちゃんを託すのか、実際に妊婦さんを支援したエピソードを交えてお話してくださりました。
特別養子縁組で子どもを迎えるということは、その子どもが抱える背景もまるごと受け入れ、育てるということです。お話の途中で涙される方も多くいらっしゃいました。参加者の方はそれぞれに、特別養子縁組に対する理解を深められたのではないでしょうか。

 

最後に特別養子縁組や養育里親でお子さんを家族に迎えられた当事者の方々が「養子・里子を迎えた家族のこと」について
Q&A形式でお話がありました。
実際にお子さんを迎えて育てておられる方のお話を伺える貴重な機会であり、参加者の方にとっても有意義な時間となったのではないかと思います。

 

ランチトークでは2つのグループに分かれて、お昼ごはん・おやつを食べながらの質問タイムでした。
隣り合った参加者の方同士も楽しくお話されており、和やかな会となりました。

 

夜の部「~なかなか聞けない100の質問~」

夜の部は、午前よりも少人数で、みんなでテーブルを囲んでアットホームな会となりました。
運営メンバーのお子さんも加わり、とても和やかな雰囲気でした。

参加者の方からは特別養子縁組に関する疑問や質問、養親として登録するにあたって悩んでいることなど様々なことが話題にあがり、少人数だからこそじっくりとお話ができたのではないかと思います。

 

一日の通して、参加者の皆さんが特別養子縁組への理解を深め、また交流し、私たちにとっても学びの多い1日となりました。

今後もフローレンスは特別養子縁組についてたくさんの人に伝え、理解を拡げていく活動に取り組んでいきたいと思います。
これからも応援よろしくお願いします。