はじめに

  • 特別養子縁組制度は子どものための福祉であり、子どもの幸せを第一に考えたものであることをご認識下さい。育ての親候補者として登録できるまでにいくつか審査を行い、審査を通過したご夫婦が育ての親候補者として登録可能となります。
  • 育ての親になりたいと希望される方全員が登録出来るわけではありません。子どもたちを愛し、大切に育んで下さるご夫妻に委託する使命があると考えるからです。予めご了承下さい。
 

「育ての親」になりたい方へ
~赤ちゃんを迎えたいと希望する夫婦からの登録審査申し込みを受け付けています~

赤ちゃん縁組(特別養子縁組)とは、家庭を必要とする子どもが生涯に渡り、安定した家庭で特定の大人の愛情に包まれ育っていくための公的な制度です。
フローレンスでは、さまざまな事情を抱えた女性が安心してお産できることを第一に考えて支援を行います。

困難を抱えながらもお腹の中で赤ちゃんを育み、幸せを願って育ての親に託すと決断することは並大抵のことではありません。私たちは思いを託される立場として、赤ちゃんの幸せを第一に考え行動できる方を育ての親候補者として求めています。

また、私たちは審査や研修を通じて育ての親が赤ちゃんを迎える準備を精一杯サポートします。

育ての親登録に必要な条件

フローレンスでは、育ての親登録にあたり、以下の条件を満たすことをお約束いただいております。

民法において規定されている条件

  • ◎配偶者がいること
  • ◎25歳に達していること

フローレンスが求めている条件

  • ◎夫婦ともに年齢は45歳以下であること※
  • ◎心身共に健康であること
  • ◎子どもを迎えた後、一定期間育児に専念できる環境が整うこと
  • ◎婚姻して3年が経過していること
  • ◎子どもへの真実告知の必要性を理解し、実行すること
  • ◎子どもの前で喫煙をしないこと
  • ◎夫婦共に積極的に家事・育児に参加すること
  • ◎夫婦以外の家族の理解も得られていること

フローレンスでは、以下のようなご夫婦にお子さんを託したいと考えています。

  • ◎夫婦の仲が安定しており、愛情を持って子どもを育てられる方
  • ◎変化を柔軟に受け入れ行動できる方
  • ◎子どもを育てるために必要な経済力を持っている方
  • ◎子どもの養育に適した環境で生活ができる方
  • フローレンスの赤ちゃん縁組事業ビジョンの実現に向かって共に歩む姿勢をお持ちである方

※「夫婦ともに年齢は45歳以下であること」という年齢制限について

厚生労働省 里親委託ガイドラインに、「養子縁組を前提とした里親は子どもが成人したときに概ね65歳以下となるような年齢が望ましい」(=子どもが0歳時点では45歳以下)と示されており、フローレンスの赤ちゃん縁組もこれに準じています。

特別養子縁組は子どもの福祉ための制度であるという観点から、 育ての親は、子どもが自立するまで十分に養育ができ、自立した後もしばらく見守っていくことができ得る可能性が高い年齢差であることが好ましいと考えています。

【ご理解いただきたいこと】
●当法人において育ての親候補者として登録後、待機しても、将来「必ず、養子縁組該当児童と出会う」と保証するものではありません。
●お子さんとマッチングした旨を育ての親候補者であるご夫婦に連絡を入れるタイミングは、生みの親から当法人に正式に委託の申し出がなされた後となります。相談の段階では育ての親候補者への委託の打診は行いません。
●子どもを選ぶことは出来ません。男女の選別、外見、容姿、血液型、体質、年齢等の希望は受けておりません。
●児童の「一生涯、絶対的な健康体」を保障することはできません。
委託後に障害が発見される場合も含めて、ご理解いただけないご夫婦の登録はお断りしております。

よくある質問

登録まで

  • Q説明会は行っていますか?
    • 現在は説明会等は行っていません。育ての親を希望される方は、本ページ下部の「育ての親」審査申込フォームより、お申込みください。
  • Q共働きです。子どもを迎えるには仕事をやめなければならないでしょうか。
    • お仕事をされている方でも育ての親登録をしていただくことができます。ですが、お子さんをご自宅に迎えた後一定期間は、ゆっくりお子さんとの時間を過ごして頂きたいと考えております。そのため、お子さんを迎えるときには、ご夫婦のどちらかが育児休業を取るなど育児に専念できる環境を整えて頂くことをお願いしております。最近では特別養子縁組の場合でも育児休業が取得できる制度が整いつつありますので、勤務先に相談していただいたり、ご夫婦で育児分担について話し合ってみてください。
  • Q真実告知は必ずしないといけないですか?
    • 自分の出自を知ることは子どもの権利として法で定められています。また、「あなたを産んだ人は事情があり育てることが難しかったけれど、私たちが望んで迎えたあなたは宝物だ」ということをお子さんに伝えていただきたいと考えています。真実告知については説明会や研修を通して、詳しくお話していきます。
  • Q実子がいても登録は可能ですか。
    • 特別養子縁組は、子どもが家庭で愛されて育つ権利を守るものであると考えておりますので、すでに実子や養子がいらっしゃる方でも育ての親登録をしていただくことが可能です。
  • Q費用はいくらかかりますか。
    • 赤ちゃん縁組までの流れ内で記載していますので、ご確認ください。詳細は、審査の過程に実施する面談や研修でも説明します。

委託から審判確定まで

  • Q登録してからどれくらいで子どもを迎えられますか。登録順でしょうか。
    • お子さんの委託は登録順ではございません。生みの親の住んでいる場所や成育歴やその他の背景と、育ての親の成育歴や夫婦関係やその背景など全てを総合的に判断し、子どもが幸せに暮らせるのはどの家庭か慎重にマッチングを行っていきます。そのため、登録してすぐにお子さんを迎えられる方もいれば、お待ちいただく方もいらっしゃると思います。お待ちいただく期間は、ぜひご夫婦で子育てについてお話したり、赤ちゃんグッズを見に行かれるなどの準備期間に充てていただければと考えております。
  • Q育ての親登録後に登録を取りやめることは出来ますか。
    • いつでも登録を取りやめることができます。事情が変わったり、お考えが変わった際にはご連絡ください。ただし、登録までにお支払いいただく費用については、人件費や運営費用も含めすべて実費を頂戴しているため、返金が出来ない点ご理解いただいた上で登録審査申込みをしていただくようお願いしております。
  • Q委託後に生みの親が子どもを返してほしいと言うことはありますか?
    • 審判期間中はお子さんの親権は生みの親にあります。そのため、生みの親が考えを変える可能性はございます。これは法律で認められていることとなります。ただし、審判確定後は生みの親とお子さんの親子関係は消滅し、育ての親が親権をもつことになります。