僕たち夫婦は、毎日君から幸せをもらっている【特別養子縁組で子どもを迎えた夫婦インタビュー】

新型コロナウイルスの影響で、パートナーと一緒に過ごす時間が増えた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

不安や心配事は尽きませんが、これまでこんなに一緒にいる機会はなかった方もいるでしょう。せっかくの機会、家族のこれからのことを考えてみませんか?

2019年11月、私たちは、フローレンスの特別養子縁組でお子さんを迎えたご夫婦にインタビューをして、特別養子縁組に至るまでの思い、そしてお子さんを迎えてどんなことを感じているのかを伺い、VTRにしてお届けしました。

 

今回は、より多くの人に、それぞれの“家族のカタチ”について思いを巡らせていただけたら…。そんな気持ちで、VTRの内容を文章にして、ご夫婦が語った数々の心に残る言葉をお届けします。

大介さん、久美子さんご夫婦

フローレンスの赤ちゃん縁組で、育ての親(特別養子縁組によって親になること)登録をして、2018年に生後1週間の息子さんを迎えた。
取材時、息子さんは1歳。

 

大介さん 久美子さん夫婦には 1歳になる男の子がいる。

生後1週間のとき、特別養子縁組で家族になった。

 

久美子さん:1年間不妊治療をした後に流産をしてしまって、この後どうしようかという話を夫としたら、次の治療のことを考えるよりも、ちょっと一回立ち止まろうかという話をしてくれました。

大介さん:不妊治療中は、妻の負担があまりにも大きすぎたので、そこまで無理していろんなものを犠牲にして得るものでもないと思ってしまいました。

 

息子さんとは血のつながりはない。

大介さん久美子さん2人とも、血縁にはこだわりがなく、子育てがしたかった。

 

久美子さん:私たちの遺伝子がつながっている子どもじゃなくても、養子でもいいよねっていうことを、最初から2人で話していました。 日本にも、特別養子縁組という制度があることを知って、改めて「特別養子縁組の研修行ってみない?」という話を夫にしたら、 いいよと言ってくれました。

大介さん:結局、“家族のカタチ”って、例えば夫婦ってそもそも血のつながりがない 他人同士だけれど、一番家族の中で仲が良い存在だと思っています。そこに、血がつながっていない子どもがいたとしても、仲の良い家族になれると思います。

子どもを迎えるまでに さまざまな研修や面談を受けてきた。

どんな子どもでも自分たちは受け入れられるのか。

何度も話し合った。

 

久美子さん:自分たちが子育てをする時に、その子がどういう子であってほしいかなど、来てくれる子どもに望んでいることが全くないということも研修を受けて思いました。どんな子が来ても、一緒に育てていこうという心構えがそのときにできました。

 

 

3人の生活が始まって1年。

息子さんは、大介さんと久美子さんの愛情を一身に受けながら成長している。

 

大介さん:今も、養子で迎えたっていうことも、たまに忘れるくらいになっているので
普通にうちの子です。息子がね、僕たちに幸せをくれているんですよ。

 

ーー親として どんな存在でいたいですか?

久美子さん:やりたいことを見つけるお手伝いをしたり、そのための力をつけるお手伝いをしたり、いい相談相手とかになれればいいなと思います。

大介さん:僕らが人生で面白かったと思えることは全部教えてあげたいです。

 

いかがでしたか?
動画でもご覧になりたい方は、こちらからどうぞ。

 

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今回ご紹介したご夫婦も利用してくださった、フローレンスの赤ちゃん縁組では、オンライン基礎研修やステップアップ研修といった、養親登録をするまでに不安や疑問を解消していただける充実した研修を用意しています。

さらに、お子さんを迎える前から、迎えた後の養育サポートまで、相談員が親身に相談に乗っています。

養親登録の審査後半に進むと、子どもを迎える準備の一環として、フローレンスの運営する保育施設での研修や、新生児の生活やお世話について学ぶ育児研修を受けていただき、安心してお子さんを迎える準備ができるようにサポートしています。保育を専門とするフローレンスならではの丁寧なケアを行っています。

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