アクセンチュア株式会社が出版した書籍にLINE妊娠相談窓口「エナガさん」が取り上げられました。
2021年4月29日に、日本実業出版社から出版された書籍『社会保障DX戦略 アクセンチュアが提起する〈デジタル時代の雇用と年金〉』の中で、フローレンス赤ちゃん縁組事業部が展開する、にんしん・特別養子縁組相談窓口 LINEチャットボット「エナガさん」の事例が紹介されました!
書籍内容
『社会保障DX戦略 アクセンチュアが提起する〈デジタル時代の雇用と年金〉』
◆求められる社会保障領域のDX
新型コロナにより、デジタル化が遅れている現状が顕わになりました。社会保障制度が拡充されていく一方で、申請用紙や添付書類が増え、事務作業はますます煩雑さを極めているのが実情です。
そこで求められるのが、社会保障行政におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)です。
◆豊富な実例で日本の社会保障の未来が描ける
世界規模で多くの政府機関の業務改革やDXを支援してきたアクセンチュアが、その経験と鋭い見識から「人生100年時代」における日本の社会保障のあり方を提起。
アメリカ、イギリス、ドイツなどの海外機関や、JAL、認定NPO法人フローレンスなどの民間事業の成功事例を交えながら、今ある技術を活用して、よりよい生活を送るための日本の社会保障・行政サービスのデジタルによる変革について独自の視点で解説しています。
◆現代のデジタル社会におけるトレンドもつかめる
本書では、日本の社会保障行政のDXを実現させるための課題認識はもちろん、現代のデジタル社会におけるトレンドについても解説。
市民一人ひとりに合った「人間中心(Human Centric)」のサービスの考え方や、「デジタル・ツイン」の活用、エコシステム型プラットフォームへの転換などについても、具体例を用いて詳述しています。
【Amazon 出版社コメントより転載】
https://www.amazon.co.jp/dp/4534058519
アクセンチュアとフローレンスがともに立ち上げたLINE相談窓口
フローレンスの赤ちゃん縁組では日頃より、予期せぬ妊娠に悩む方々の相談に寄り添うとともに、育ての親になりたい方のための研修を運営しています。しかし、相談が多くお待たせしてしまうなど、時には一時相談を停止せざるを得ないことが課題でした。
この度、書籍の中でご紹介いただいたLINEチャットボット「エナガさん」は、アクセンチュアが推進する、社会貢献プロジェクトにプロボノとして手を挙げてくださった有志の方々が、システムの開発や運用、課題解決に向けた目標設定など様々な面からプロのコンサルティングサポートを提供してくださいました。
相談員「エナガさん」開始から1年経ちました!
2020年4月に立ち上げたLINEチャットボット「エナガさん」。運用開始から1年経ち、これまで、全国各地から3,000名を超える方に利用されています。
<よくある質問>
「月経がこない」
「妊娠しちゃったかも」
「中絶について教えて下さい」
「出産するお金がありません」
予期せぬ妊娠に悩む多くの方は、誰にも相談することできず一人で悩みを抱えている方が多くいらっしゃいます。周りの人にさえ、悩みを打ち明けられない相談者にとっては、知らない人に、電話やメールに相談することはとても勇気のいることです。LINEチャットボット「エナガさん」を導入することで、誰にも知られることなく相談を開始することができ、さらに希望する方には、メールや電話へスムーズにつなげることが可能になりました。
また、LINEチャットボットは、相談電話がクローズしている夜間(19時~22時の)に多く利用される傾向にあり、24時間対応するチャットボットを導入することでより多くの方に、相談窓口を利用していただけるようになりました。
これからも、LINEチャットボット「エナガさん」をご利用いただくことで、少しでもお力になれればと願っています。
▼エナガさんへの相談はこちらから
https://line.me/R/ti/p/%40505qsdzh
▼書籍『「社会保障DX戦略 アクセンチュアが提起する〈デジタル時代の雇用と年金〉」』はこちらから購入できます▼
▼フローレンスのにんしん相談を応援する
寄付リンク
https://florence.or.jp/lp/problem-baby/